ぽこチャレ

人生はチャレンジ 今日から俺はブロガーになる

そのナースコールは本当に必要?看護師の現場での苦悩




f:id:ponpoko37:20190528190454p:image

 

みなさんどーもponpokoです。

ナースコールとは病院や介護施設で看護師や介護士をつなぐツールです。

 

 

ナースコールとは、病院や介護保険施設などに設置されており、看護師や介護士などを呼び出す装置。 患者や要介護者が緊急時に呼び出すものとされているが、緊急時以外でなんらかの介助を要する際にも用いられる。

引用元:ナースコール - Wikipedia

 

このように、緊急時に使用したり、介助が必要な場合に呼ぶのです。

緊急時とは:腹痛や吐き気などの苦痛な症状がでたりした時。場合によっては意識がない患者を発見したときにスタッフが押す場合もあります。

介助:トイレに行く介助が1番多いですが、体が動かせない場合などは、何か物を取ってほしい時などにも呼び出しがあることがあります。要するに療養の世話で必要な時ですね。

 

しかし、実際はこればかりではありません。

ponpokoが夜勤の時に実際にナースコールが鳴った回数を調べたときがあったのですが、なんと200回を超えたのでした。

例えばトイレに行きたいとナースコールがあり1回。トイレ介助をしトイレが終わった後にトイレ内のナースコールを押して1回とカウントしました。これで計2回ですよね。

夜勤は2交代制のため17時~翌朝の9時までが仕事になります。平均すると1時間に12.5回はナースコールが鳴るのです。これは多いときの数値であって、もっと少ないときもあります。猫の手も借りたいくらいの忙しさです。

実際にどんなナースコールがあるのか、不必要なナースコールを減らすことができるのか実体験をもとに話したいと思います。

 

 

 

 

どんなナースコールがあるのか

f:id:ponpoko37:20190528190505p:image

トイレ介助

これは1番多いですね。病棟の特殊性によっても変わりますが、整形外科や脳外科病棟は多い傾向にありますね。

トイレに行きたいとナースコールがあり、支えたり、車いすを使用して行きます。その介助中にも、違う患者からナースコールが鳴るんです。トイレ介助中は目を離すことはできません。

ここでトイレ介助で1番想うことは、患者が自分でできることをやらない事です。例えば、トイレに行く際にナースコールを鳴らすのですが、それはいいんです。しかし、靴を自分で履けるのに履こうとしない患者がいます。病気なんだから靴くらい履かせてあげればと思われるかもしれませんが、入院することで筋力低下が起きやすくなり自分でできることは、どんどんやらないといけません。

このように看護師に依存しやすくなるのです。だったやってもらったほうが楽だから。

 

点滴が終わったお知らせ

これは、看護師側の問題がほとんどです。点滴が終わる時間を考慮し点滴のスピードを決めたりするのですが、うっかり忘れてしまったりしてしまいます。しかし、うっかり忘れてしまう原因には、多忙があります。多忙を作る1つの原因としてナースコールの多さがあります。鳴り止まないナースコールの対応をしていると忘れてしまうことに繋がり、そして点滴が終わりましたとナースコールという悪循環に陥ります。

もう一つの原因としてはマンパワー不足ですね。これに関しては、看護師が入職してくれないかぎりどうにもなりません。現時点での対策は他病棟からの応援を呼ぶくらいしかできないのですが、他病棟も忙しいのは一緒です。

 

身の回りの介助

これは寝たきりの患者やベットでの安静を強いられている患者に多いです。

例えば

・お茶をください

・おむつを変えていただきたい

・布団をもう一枚かけてほしい

など、自分でしたくてもできない事なので、これに関しては快く援助してあげることができるのですが、中にはそれだけではありません。

・ご飯はまだですか?

・本当に来るか押してみた(おいおい)

・トイレまで自分で歩いて行ってるのに、枕の位置を直してほしい(自分でできっぺとツッコミたくなる)

・今日は野球やってるのか?(TVつければわかるべ)

など、申し訳ないがどうでもいいと思うことが実際には多いのです。

ナースコールとはどのようなツールなのか覚えていますか?緊急時の呼び出しや介助が必要な場合に使用するのですが、そうでないこと多いと思いませんか?

まだありますよ。

 

センサーと連動してナースコールが鳴る

これもめっちゃ多いんです。

センサーとは何かというと、例えば認知症のある患者が自分でナースコールをせずに歩いてしまい転倒してしまうリスクが高い患者に使用します。センサーとベット、ナースコールを連動させることでベットから起きた場合などセンサーが反応しナースコールが鳴るしくみです。

これは、鳴ってもらわないと困るのですが、設定内容によっては少しおしりをずらしただけでも鳴ってしまうので、かなり多いナースコールの量になります。

 

緊急時のナースコール

手術後の痛みや吐き気などが多いですね。時間で行なうラウンド(巡回)中に確認するのですが、ナースコールで知らせてくれる事もあります。

 

食事が終わりましたコール

これは食事後に多いコールですね。食事は上げ膳据え膳なのですが、食事が終わるとあっちでナースコールが鳴り、こっちでナースコールが鳴り食事終わりましたと呼ばれます。終わった下膳しに行くと伝えているのですが、それでも呼んでくることが多いです。中でも1番は、ベットを倒してくださいですね。ベット上で食べる患者ですが、食べたらすぐに横になりたいと思い、すぐに呼んできます。確かに、ベットで食べると腰が痛くなったり、病気によってはしんどいんですよね。でも、すぐに横になると高齢者の人は特に逆流しやすくなります。なので、少し起きていてくださいと言いますが、それを納得してくれない患者は、何度も何度も呼んでくるのです。

 

そのナースコールは必要?

ナースコールの内容を見てみると、看護師のマンパワー不足や多忙による問題だけでなく患者自身の看護師への依存も大きいと思います。

ナースコールを減らすために看護しができることとしては、部屋に訪室した際などにトイレは大丈夫か?困っていることはないか?を、その都度確認していけばよいのですが毎回それをできるだけの余裕がないのです。マンパワー不足が解消されれば、もっとゆっくり関わることができるのですが、急患や急な手術、それらも加わってくると、もう目が回ってしまいます。それだけ、看護師の現場は戦場です。

【1番言いたいことは、自分でできることは自分でやろう。】

できないことを介助するのが看護師や介護士の役割なのですから。

ナースコールを押せば何でもやってくれると思ったら大間違いです。

少しでも、みなさんに看護、介護の現場が伝わればいいなと思います。

 

最後まで呼んでいただきありがとうございます(^_^)/ 

ponpokoぽんぽん