みなさんどーもponpokoです。
同期のみんなより、私は成長していない。新人看護師さんから聞く、よくある悩みです。
でも、自分だけ成長が遅れていると感じたら焦ってしまうし、それが空回りして失敗ばかりしてしまう。その気持ちよくわかります。ponpokoもそうでしたから。
でも、安心してください。何年も新人教育に携わってきたからこそわかりますが、1年後には、同じくらいに成長しているはずです。
でも、そう言われても不安は絶対残ちゃうんですよね。
そこで、新人看護師が成長するために大切な3つのことをアドバイスしたいと思います。
Contents
新人看護師が成長するための3つのアドバイス
- 何でも疑問に思うこと
- 報告、連絡、相談はしっかり
- コミュニケーションのポイントは笑顔と日常会話
これが、看護師を15年続けてきて学んだ成長するためのポイントです。
何でも疑問に思うことが成長へとつながる
疑問がなぜ成長につながるの?
例えば、あなたが点滴を交換する場面を想像してください。
ただ点滴を交換するだけなら、手順を覚えてしまえば、誰でもできるようになると思います。しかし、それだけでは残念ですが成長できません。
では、疑問をもってみるとどうでしょう。
- この点滴はどんな内容なのか?
- なぜ、この患者はこの点滴なのか?
このように疑問をもつと、それを解決する為に調べ勉強しますよね。そうすると、
この患者さんは、手術後であり循環血漿量を維持するために細胞外補充液のラクテックを投与している。
このように、なぜこの点滴が必要なのかアセスメントできるようになっていきます。
これが、めちゃくちゃ大切なんですよ。
。
報告、連絡、相談はしっかり
これらは、先輩から口すっぱく言われることでしょう。しかし、実際には下記のような言葉を新人からよく聞きます。
- 先輩が忙しそうで、いつ話せばいいかわからない
- どのように報告すればいいかわからない
- 怒られそうで怖い
大切なのはわかっているけど、新人からすれば難しいんですよね。
報告の仕方
例えば、患者さんが39.0度の熱があったとします。あなたなら、どのように報告しますか?
「受け持ち患者のAさんなのですが、39.0度の熱があるんです」と発熱があることだけを報告する。
上記の例は、発熱があったことだけを伝えていますよね。熱があることは誰だってわかることです。変な話し、看護師じゃなくてもわかります。
ponpokoも、このように医師によく言われていました。
そこで大切なのが、なぜ熱があるのかを疑問に思うこと。
- 手術後なら、術後の吸収熱or創部の感染なのか
- 嚥下障害があるなら、誤嚥している可能性はないか
- 中心静脈カテーテルが入っているなら、カテーテル感染の兆候はないか
このように、原因を考え観察したことを踏まえて報告するのです。
「受け持ち患者のAさんですが、低位前方切除術後7日目であり、39.0度の発熱がみられました、腹部全体の圧痛とドレーンの排液が便汁様に変化しています」
あくまでも例ですが、上記の報告であれば、直腸癌の手術後で発熱・腹痛・便汁様の排液があることから縫合不全、腹膜炎が考えられますよね。
このように報告し、先輩に「おっ、やるな」と言わせてみましょう。
報告のタイミング
ponpokoは、先輩に報告するタイミングを忙しそうだからと悩む必要はないと思います。ただでさえ、1年目は緊張と不安の中、仕事していますよね?その気持ちを理解していない先輩は、正直残念です。まぁ、虫の居所が悪いときもあるでしょうがね。
ponpokoは、新人に指導する際は、ささいなことでもいいから報告するように伝えていますよ。
それよりも、忙しい中ダラダラと報告すると、結局何が言いたいの?となりますから、簡潔に伝えることの方が大切です
SBARなどのツールを参考にすると簡潔に伝えられると思いますよ。
コミュニケーションのポイントは笑顔と日常会話
新人の頃は、緊張から患者さんとうまくコミュニケーションがとれないと悩みますよね。
そこで意識してほしいのが、笑顔と日常会話。それはなぜか?業務的な関わりになってほしくないからです。
患者さんも、様々な不安を抱えながら入院しています。そんな時に、淡々と仕事をする看護師と、笑顔があって何気ない会話ができる看護師のどちらに看護してもらいたいですか?
日常会話と言っても、あれこれ話せばいいわけではありません。
- 今日は天気がよくて外は気持ちよさそうですよ
- ベットで手芸をしているなら、何を作っているんですか?
など、ささいなことでいいのです。患者さんにとって話しやすい環境を作ってあげてみてください。患者さんが必要としているのは、人も気持ちや痛みに寄り添える人情のある看護師だと思いますから。
これは、ponpokoが看護師を15年続けて学んだことなんです。
患者との関わりで大事な2つの事。笑顔と日常会話を意識しよう。 – ぽこチャレ
是非試してみてくださいね。
自分だけ遅れてると焦らない
初めは、みな同じスタートラインです。
しかし、ある程度遅れを生じてしまうことはもちろんあります。それは、技術などの得意、不得意もありますし、経験の差によっても変わってきます。
そうなると「失敗ばかりで成長しない」と焦ってしまいますよね。しかし、焦る必要は全くありません。
1年後には、必ず成長の差なんてなくります。だから、自分だけ遅れてるなんて悩まなくても大丈夫ですよ。
おわりに
看護師15年の経験から学んだ、成長するためのアドバイスを紹介しました。ただ、あくまでもアドバイスであり、あとは自分が努力するしかありません。
でも、これだけは言えます。成長しない看護師を見たことはありません。多少なり差は出ることありますが、必ず成長します。
だから焦らずに、小さな目標から少しずつ積み重ねていってみてください。
看護師として、きっと成長できますように。
ponpokoぽんぽん
職場環境が原因で転職を考える人は本当に多く、ponpoko自身もその1人でした。
職場環境が良いところを探したいけど、実際に入職しないとわからないことがほとんどです。次こそは失敗したくないと考えている人に、職場の内部事情に詳しくい転職サイトを紹介したいと思います。
希望に合った職場が見つかりるといいですね。
ライフスタイルに合わせて働けることが魅力の単発・派遣看護師。実際に、登録しても希望の仕事もないし、働きたい日に働けないことありますよね。
そんな人におすすめなのが、MCナースネット。ここは仕事の種類が豊富で、特に単発案件に強いのが特徴です。仕事もプライベートも充実した生活が送れるといいですね。
納得です!私はまだ看護師助産師8年目ですが、やる意味を理解すると手順がきちんと身につくし、省いていい部分もわかるし、応用もできるし、と結局のところ一番成長する早道だな、って思います!
id:mw3mom
Jさんコメントありがとうございます。
そうですよね‼︎共感していただきありがとうございます。
やはり、1番成長する早道ですよね(^^)