看護師の2交代制勤務のメリットって何？デメリットも解説します。

この記事では、このような悩みに対して2交代制の病院で10年以上働いている私が答えていきたいと思います！

結論としては、プライベートを充実させたいなら2交代はおすすめの勤務体制です。

とはいえ、デメリットもありますので一緒に解説していきますので参考にしてみてください。

2交代制勤務のシフト例

まず、2交代制勤務のシフトを見てみるとイメージがつきやすいと思いますので、参考までに私のシフトをのせておきますね。

・勤務時間
日勤　8:30〜17:30
夜勤　17:00〜9:00

これ以外にも、遅番がつくこともあります。

・休みは月に10日
・夜勤は月に4〜5回くらい

2交代制勤務のメリット

休みがしっかりとれる

私が2交代制の勤務をしていて最大のメリットと思うのが、休みがしっかりとれるということです。

2交代制の場合、夜勤→明け→休みがセットになっています。明けは9:00までなので、多少の残業があったとしても、その日はまるまる1日休みのようなもの。

このように、体力があれば明けの日でも出かけることもできるし、次の日は必ず休みなので実質2連休のようなもの。

休みがしっかりとれるからこそ、プライベートも充実することができます。

生活リズムが整いやすい

2交代制は日勤と夜勤の2パターンのみなので、3交代の深夜勤のように夜中から仕事なんてことがありません。

2交代の方が規則的なシフトなので、生活リズムが整いやすく、睡眠もしっかりとれるので体的に楽です。

日勤で帰ってきて、また夜中から出勤する日勤→深夜なんてやってたら体がもたんですよ。

夜勤手当が3交代よりちょっといい

私の病院の夜勤手当は1回13000円。

月に4〜5回が平均なので手当だけで52000円〜65000円つくので魅力的。

ただ、これは私の場合であって夜勤手当は病院によって変わります。

ちなみに、看護協会が夜勤手当の平均を調査した結果がこちら

3交代は準夜と深夜の組み合わせになるから、そこまで大きく変わるわけではないが、2交代制勤務の方が夜勤手当はちょっといいかなと思います。

2交代制勤務のデメリット

忙しい夜勤に当たるとマジで最悪

2交代の夜勤は16時間勤務なので日勤の2倍

それだけ拘束されている時間が長いのに、急変や立て続けに緊急入院など休む暇なく16時間ほぼ動きっぱなしという過労死レベルの夜勤に当たった日は最悪です。

子供に丸1日会えないし、家族に負担がかかる

2交代の場合は、夜勤前の朝に子供を学校に送り出してから、次の日の学校から帰ってくるまで、丸1日会えません。

慣れてしまえば当たり前になってきますが、子供が病気になったときなどは心配。

また、学校からの連絡帳や宿題の丸つけ、保育園にもっていく物の準備なども手伝ってあげられなくなります。

子供の風呂や寝かしつけ、それから家のこと。朝はご飯を食べさせて保育園に送り出して…と普段は分担してやることを夜勤の時は1人でやってもらうことになります。

夫もしくは妻に負担がかかるので、それを理解し協力できないと2交代の夜勤は厳しいですね。

車通勤は要注意！明けで帰るときの事故が心配

車で通勤している場合、帰りの運転中に猛烈な眠気に襲われやすくなります。

特に、忙しくて仮眠ができなかった時は要注意

信号待ちのときに、ついウトウト…なんてことも。

2交代は16時間と勤務時間が長いので帰るとき疲れも眠気もピークになっています。通勤距離が遠いのなら、車でなく電車など公共機関を利用する方が安心です。

2交代制勤務に向いている看護師は？

2交代は、夜勤の勤務時間が長いためにデメリットに思うことも多くありますが、やっぱり休みがしっかりとれることのメリットの方が大きいと思います。

「自分の時間を大事にしたい」

このようにプライベートを充実したい看護師には2交代は向いていると思います。

子育て中の看護師には3交代のほうがいいって意見もありますが、家族の協力のもと2交代でバリバリ働いている人もいます。

会えない寂しさもありますが、子供がいない時間をゆっくり過ごすこともできるので、自分の時間をもちたいという人にもおすすめな働き方だと思います。

まとめ

２交代制勤務についてまとめてみました。

やっぱり、プライベートって大事ですよね？私生活が充実していると仕事も頑張れるじゃないですか？

もちろん勤務時間が長いのでデメリットになることもありますが、プライベートを充実させたいなら、２交代制はおすすめの勤務体制だと思います。

ぜひ、今回の記事を参考にしてみてください。