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入院したら個室と大部屋どっちがいい?メリット・デメリットを徹底比較!

みなさんどーもponpokoです

明日から入院することになったけど、個室と大部屋どっちがいいの?
この悩みに看護師歴15年の私が互いのメリット・デメリットを徹底比較したいと思います。
結論を先に言いますと、あなたが入院環境の中で、何を1番不安に思うかで決めることがポイントです。

 

大部屋に入院するメリット

ベットの差額料金がかからない

病院によって違いがありますが、大部屋とは4人部屋・6人部屋などになります。
大部屋の1番のメリットと言われるのが、やはり差額料金がかからないこと。
生命保険文化センターが行った「平成28年度 生活保障に関する調査」のデータを見ると、1日の平均入院費用が23300円となっています。 
これだけ費用がかかるのに、差額ベッド料金もとなるとダメージが大きいですよね。

4人部屋でも差額ベッドが発生する病院もあるので注意。

1人じゃないので寂しくない

大部屋は、同室者がいるため人の気配が常にあります。その為、周囲に気をつかうと思われる反面、誰かがいるから安心するという声も多いです。
また、同室者とも仲良くなることが多く、退院後も定期的に会って女子会なんてしている患者さんもいますよ。
話相手がほしかったり、1人暮らしの高齢の方なんかには大部屋がいいと私は思います。

認知機能の低下やせん妄の予防になる可能性がある

高齢の患者さんが入院すると、認知機能の低下やせん妄を発症するリスクがあります。

せん妄とは、高齢者に多く発症する一種の意識精神障害。つじつまが合わない発言や行動が落ちつかなくなり、幻聴や幻覚などが突然発症してしまうのです。

では、大部屋だとなぜいいのでしょうか?

それは刺激があるからです。

例えば、足を骨折してベットから動けないとします。そうなると、カーテンで仕切られた天井ばかり見て、排泄も食事もベットの上。何の刺激もない環境だと、誰だっておかしくなりますよね。
でも、大部屋だと同室者からの刺激があります。ベットの脇に来て話しかけてくれたり、くだらない話しして笑ったり。個室にいるよりも確実に刺激が多いのです。

同じように病気で治療している患者さん同士励まし合える

同室の患者さん達も、癌と闘っていたり、難病の治療をしていたり、大きな手術を乗り越えたりと様々な病気を抱えています。
その人達から、いろいろ勉強になる話しだけでなく、ときには励まされることだってあるのです。
「自分だけじゃない。」とパワーをもらえちゃいます。

このように大部屋のメリットは結構多いんですよ。では、今度はデメリットについて説明しましょう。

大部屋に入院するデメリット

プライバシーが保てない

先程も説明した通り、大部屋はカーテンのみで仕切られています。そうなると、話している内容も丸聞こえ。お見舞いに来た友人との話しや、回診で来た先生からの説明なども聞こえてしまいます。
重要な内容などは、説明する部屋で行うことがほとんどですが、それでも聞かれたくないことだってありますからね。

いびきや笑い声などが不快に感じる

これは患者さんからのクレームで1番多く、トラブルになるケースもあります。
同室者のいびきで眠れなかったり、笑い声などがうるさくてゆっくり休むこともできず、かえってストレスになりかねません。
ません

全く静かな部屋だってあるので、 こればかりは同室になった患者さんに次第ですね…

気の合わない患者さんだと、逆にストレスになる

よくトラブルになるのが、お節介な人。最初は、感じの良さそうな人だと思ったけど、事あるごとに話しに割って入ってくるようになり、ストレスになってしまうことも考えられれます。

一概には言えませんが、病院慣れした常連さんに多い傾向にあるように思えます。

部屋の臭いに対し不快に感じる

これは大部屋の宿命と言っても過言ではありません。
例えば、自分は吐き気があるのに、隣の患者さんがカップラーメンなどを食べていると、その匂いが不快に感じますよね?
それだけでなく、部屋によっては排泄物の臭いなどが気になったりもします。
看護師が気付けば換気をしますが、なかなか言いにくいものです。

テレビや冷蔵庫が有料

入院中の暇つぶしと言えばテレビ。
しかし、大部屋の場合、テレビを視聴するためにはテレビカードが必要になります。1枚1000円しますし、イヤホンがないと音も聞こえません。


また、冷蔵庫は病院によって違いますが、共用のものもあれば、テレビカードを使用する有料のものもあります。
このように、入院費用以外にもお金がかかってしまうのはデメリットですね。

以上がデメリットです。大部屋は、同室者の患者さんによって快適に過ごせるか決まることが多いです。
しかし、不快に思うことや困っていることをスタッフに伝えれば、部屋を移動することも可能です。
実際に、部屋の移動は結構あるんですよ。

個室に入院するメリット

プライバシーが守られる

個室であるため、どんな話しをしていても外に聞こえることはありません。
面会者も来やすいため、談話室などに移動せずに会話したりできます。
大部屋とは違い、プライバシーがしっかり守られますね。

同室者のいびきや笑い声などを気にする必要がない

大部屋の場合は、周囲の音に敏感になり眠れなくなったりしますが、個室なら気になりません。
周囲の音に敏感にならず、快適に過ごすことができます。

設備が整っている

個室はグレードにもより設備が異なりますが、基本的には

  • テレビは見放題。
  • 冷蔵庫も使いたい放題。
  • トイレもシャワーも専用。
  • ソファーもある
  • グレードが高くなると専用キッチンがついたりする。

テレビはテレビカードもいらないので、つけっぱなしで見てもOK。シャワーも専用なので、予約しなくても時間関係なしに入れちゃいます。
個室の設備は大部屋とは比べものにならないくらい整っているので、快適に過ごすことができるのです。

消灯時間も自分で決められる

だいたいの病院は、消灯時間が21時です。それ以降は、テレビを見たり電気をつけて本を読んだりすることができません。
しかし、個室なら消灯時間も自分で決められるのです。

病気を治すためには十分な睡眠が大切です。個室だからといって、夜遅くまで起きているのは望ましくありません。

個室に入院するデメリット

差額料金がかかる

個室の料金は、病気によって違いがあり、室内の広さや設備の良さによって料金が変わります。
ponpokoの病院ですと、9000円〜15000までの範囲ですが、以前に働いていた病院では30000円の部屋がありました。実際にこの部屋に入院するのは、医師や議員の方がほとんどでしたけどね。

個室の差額料金で誤解してはいけないことは、病院の都合で個室に入る場合は、料金が発生しません。あくまでも、患者さんが希望し、同意書にサインをした場合のみ料金が発生します。

静かすぎて刺激が少ない

快適で静かである分、寂しい感じになるという声もあります。
談話室に行けば、他の患者さんと会話したりできますが、病室に戻ると1人ですので話す相手がいません。
先程も説明しましたが、認知症やせん妄になるリスクが高い患者さんにとっては刺激が少なく、個室よりも大部屋がよいと思います。

入院するなら大部屋と個室どっちがいい?

お互いに、メリット・デメリットがあるため、こちらがいいですと言うのは正直難しいです。
もし、私が入院するのであれば個室を希望します。その理由は、自分のいびきがうるさいので周囲の目を気にしてしまうからです。
このように、入院する環境で不安に思っていることにポイントをあてて選ぶのが1番いいのではと思います。

個室に入りたい場合はどうすればいいの?

入院が決まった時点で、外来のスタッフに個室を希望したいことを伝えましょう。また、大部屋に入院中であっても、個室を希望すれば空き次第移ることができます。
逆に、個室から大部屋に移動することも、もちろん可能です。

まとめ

入院するな個室と大部屋をどちらがいいか?互いのメリット・デメリットを徹底比較してみました。
どちらにも、メリット・デメリットがあるため、やはり入院環境の中で1番不安に思うこと、心配していることにポイントを当てて選ぶといいと思います。
少しでも快適に入院生活が送れるよう、参考になれば幸いです。
ponpokoぽんぽん

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